专利摘要:

公开号:WO1992000825A1
申请号:PCT/JP1991/000897
申请日:1991-07-03
公开日:1992-01-23
发明作者:Youhei Kuwabara;Masayoshi Moriya
申请人:Shizuoka Seiki Co., Ltd.;
IPC主号:B23H7-00
专利说明:
[0001] 明 細 害 電解加工による歯車の仕上げ加工方法 及びその方法に使用する電極の加工方法 技術分野
[0002] 本発明は、 電解加工による歯車、 特に傘歯車の仕上げ加工方法に 係り、 その方法を実施するに必要な加工用の電極の仕上げ加工方法 に関する。 背景技術
[0003] ハイボイ ドギアは、 自動車の動力伝達系に広く使用されているが. その加工はダリーソン社の開発した方式の歯切機械 (ハイボイ ド · ジヱネレー夕) に代表される特殊専用加工機でのみ可能であった。 そしてその仕上げ加工は、 一対の焼入れされた歯車を嚙み合わせて 行うラ ッ ピング工程のみ可能であつた。
[0004] ところで、 難削材を望ま しい表面粗さに仕上げる加工法としては, 研磨加工がある。 研磨加工には工具と して砥石が必要で、 砥石は、 砥粒の脱落による表面形状の崩れを修復するため、 及び研磨加工屑 の砥石のボン ド部分への目詰りを除去するために、 定期的な ドレッ シングが必要である。 通常、 ドレッ シングは、 ダイヤモン ド片ゃタ ングステン · カーバイ ド · チップに正確に運動軌跡を与えて行う。 したがって、 砥石の外周プロフマィルは連続的な構成でないと再現 性が難しい。 傘歯車、 特にハイポィ ドギアは、 特殊形状の刃を間欠 的に植えた回転工具とギア , ブラ ンクに創成運動を与えて切り出す £ したがって、 それに叶う形状で高い剛性を備えた砥石とその ドレツ シング機構を実現するのが困難で、 いわゆる研磨加工は実用化に至 つていない。 現状のラッ ビング仕上げされたハイボイ ドギアは、 その寸法精度 が不十分なため、 仕上げの際の一対を崩すことなく部品管理され、 かつ部品交換処理されているので、 部品管理が面倒であり、 かつ保 管には大きな空間を要すること、 及び部品交換を一組で行うために 費用が嵩み、 その手数も多く掛かるという不都合があった。 また、 その精度が不十分であるのに起因して運転の際に発生する騒音が大 きいという不都合があった。
[0005] また、 特開平 1— 1 1 5 5 1 6号公報に開示された従来公知の電 解加工装置により電解加工による歯車の表面研磨仕上げが試みられ たが、 従来の仕上げ加工の方法では、 被加工面に加工ムラが生じて 歯車の各部に均一な仕上げ加工が施されないという不都合が生じて いた。
[0006] そこで、 本発明の目的は、 上記の欠点を除去した改善された電解 加工による歯車の仕上げ加工方法を提供すること、 及びその方法に おいて使用する電極の仕上げ加工方法を提供しようとするものであ る。 なお、 こ こに歯車とは、 前述のハイボイ ドギアはもちろん、 曲 がり歯傘歯車, ゥォームギア等従来電解加工による仕上げ加工をし ていなかったもので、 この出願の発明を適用して仕上げ加工できる ものを包含して総称する。 発明の開示
[0007] この目的を達成するために、 本発明による歯車の仕上げ加工方法 は、 模範歯車に基づいて中間成形電極を作成する工程と、 該中間成 形電極を電解仕上げ加工して電極を作成する工程と、 模範歯車と同 形状に加工されたワークと電極とを、 加工槽内に所定の間隙をもつ て対設する工程と、 電極とワークとの間隙に電解液を圧送する工程 と、 電極を陰極と し、 ワークを陽極として両者間に所定の電極密度 及びパルス幅のパルス電流を供給してワークを仕上げ加工する工程 とよりなることを特徴とするものである。
[0008] 本発明の他の観点によれば、 この加工方法は更に、 電極とワーク とを平面上で引き離してワークを他の位置に移動させ、 他のワーク を上記電極と対設する位置に供耠する工程と、 上記他の位置に移動 させたワークに洗浄処理を加える工程を有する。
[0009] 本発明の他の形態によれば、 模範歯車に基づいて中間成形電極を 作成する工程と、 模範歯車と中間成形電極とを加工槽内に所定の間 隙をもつて対設する工程と、 模範歯車と中間成形電極との間隙に電 解液を圧送する工程と、 模範歯車を陰極とし、 中間成形電極を陽極 と して両者間に所定の電流密度及びパルス幅のパルス電流を供給し て電極を仕上げ加工する工程とよりなる電解加工による歯車の仕上 げ加工に使用する電極の加工方法が提供される。 図面の簡単な説明
[0010] 図 1は本発明を実施し得る電解加工装置の一例を示す概念説明図、 図 2及び図 3は本発明を説明するための概略図、
[0011] 図 4は模範歯車の形状を転写すべく モウルドした状態を示し、 図 5の A— A線断面を一部切り欠いて示す説明図、
[0012] 図 5は同じく 図 4の B— B線断面を示す説明図、
[0013] 図 6は本発明による電極過加工状態を示す図、
[0014] 図 7は本発明の第 2実施例を実施し得る電解加工装置の一例を示 す側面図、
[0015] 図 8は図 7の要部を拡大して示す説明図である。 発明を実施するための最良の形態
[0016] 以下、 この出願の発明について、 図示した実施例に基づいて詳細 に説明する。
[0017] 図 1 は本発明を実施し得る電解加工装置による仕上げ加工を行う 従来公知の電解加工装置であって、 その概念構成を示すものである。 図において、 1 は電解加工装置であり、 被加工物 2を固定する被加 ェ物固定装置 3, 電極 4を固定する電極固定装置 5 , 電極駆動部 6 の回転運動を往復運動に変換する駆動変換部 7, パルス電流を発生 する電源装置 8, モータ駆動制御部 9と加工条件制御部 1 0と電解 液流制御部 1 1 とからなる制御装置 1 2 , 被加工物 2に関するデー 夕等を入力する入力装置 1 3 , 電解液濾過装置 1 4 , 電解液供給装 置 1 5 , 加工槽 1 6等からなる。
[0018] ここで被加工物 2及び電極 4は、 一般的なものとして描かれてい o
[0019] 前記被加工物固定装置 3は、 絶縁性の高いダラナイ ト もしく はセ ラ ミ ックスからなるテーブルで、 例えば^電加工によつて加工した 被加工物 2を図示しないボルト等の固定手段により固定する。 また 前記電極固定装置 5は、 下部に前記電極 4を設けたロッ ド 1 7を保 持して、 その電極面 4 a と前記被加工物 2の被加工面 2 aとが三次 元方向に一様な間隙 1 8を保つようにする。 なお電極 4は、 例えば 純銅からなり前記放電加工時に使用したもので、 前記口 ッ ド 1 7及 び電極 4を貫く孔 1 9を有して、 その一端を前記間隙 1 8に開口し ている。 そして前記電極固定装置 5は、 前記電極駆動部 6と駆動変 換部 7とにより前記間隙 1 8を所定値に維持すべく上下動する。 即 ち、 電極駆動部 6のロータリーエンコーダ 2 0とタコジェネレー夕 2 1からの信号により前記制御装置 1 2のモータ駆動制御部 9から 出力される制御信号により、 モータ 2 2を回転制御し、 このモータ 2 2の回転運動を駆動変換部 7により往復運動に変換して、 前記電 極固定装置 5を上下動させ、 電極面 4 a と被加工面 2 a とを所定の 間隙 1 8を持たせるように制御する。
[0020] 前記被加工物 2と電極 4間に電流密度 (単位面積当りの平均電流) が 7 0 A / c nf以下のパルス電流を供給する電源装置 8は、 加工条 件制御部 1 0からの制御信号により、 被加工物 2の表面積に従って 計算した所定の電流密度のパルスを発生するもので、 直流電源部 2 3と充放電部 2 4と充放電制御部 2 5とを有する。
[0021] また、 前記電解液流制御部 1 1 は、 加工条件制御部 1 0からの制 御信号に基づいて、 前記電解液濾過装置 1 4のポ ンプ (図示せず) を駆動させて、 前記加工槽 1 6内の電解液を汲み上げて濾過し、 電 解加工よつて生ずる電解生成物を除去すると共に、 前記電解液供給 装置 1 5を運転させて、 前記電極 4及び口ッ ド 1 7を貫く孔 1 9を 介して新たな電解液を前記間隙 1 8に供給する。
[0022] 次に、 本発明が行った実験について、 図 2及び図 3を参照して説 明する。
[0023] 前記電解加工装置 1 の被加工物固定装置 3に、 ハイボイ ドギアの ドライブピニオンを固定する。 該ドライブピニオンは、 歯切機械で 創成加工した後に焼入れしたものである。 次に電極固定装置 5の口 ッ ド 1 7に、 ワーク 2 7の形状に沿う形状を有する電極 4 1を、 そ の間の間隙 1 8が一様になるように対向設置する。 この場合ハイポ ィ ドギアは、 歯が軸方向に対して曲がっているため、 ワーク 2 7と 電極 4 1 とにモー夕 2 2により相対的に反対方向の軸回転を与えな がら、 その間隔を縮小させる。 次に電解液の供給及び電解生成物を 排除するために、 前記電解液供給装置 1 5により前記孔 1 9から、 電解液を、 加工中常時連続して前記間隙 1 8に供給する。
[0024] 電解加工においては、 前記加工条件制御部 1 0の制御信号に基づ いて、 電源装置 8の充放電部 2 4から、 前記電極 4 1を陰極とし、 前記ワーク 2 7を陽極とするパルス電流を供給する。 このパルス電 流は、 ワーク 2 7 の被加工面 2 7 a の表面粗さ (面粗度) を引き下 げる (より滑らかにする) ために、 電流密度を 3 0〜 5 0 Aノ c nf , パルス幅が 2 0 m s e c以下と し、 仕上げ段階での光沢面を形成す るためには電流密度が 3 0 〜 5 0 A Z c nfで、 パルス幅が 2 C!〜 7 Q m s e c とする。 .
[0025] ところが、 このような加工では、 次のような不具合が生じた。 即 ち、 図 3に示すように電極 4 1の表面 4 1 a とワーク 2 7の被加工 面 2 7 aとのなす間隙 1 8において、 電解液の流れる方向に沿って 上流の間隙 D と下流の間隙 D 2 とに差異が生じ、 D i > D 2 とな つてしまう ことが 明した。 これは、 電解液を連続的に流通させる といっても、 間隙 1 8は実際に 0 . 1 m m程度に保持されており、 極めて流通抵抗の高い状況であること、 そして電解生成物と電極 4 1の表面 4 1 aに生ずる水素ガスが電解液に含まれていることから、 上流から下流に行く に従ってその電解生成物と水素ガスの濃度が増 し、 極間の電気抵抗が大きく なつて本来の電解加工に電気工ネルギ が使われなかったためと推察される。
[0026] 本発明は、 このような問題を解決したものである。
[0027] 以下に本発明の実施例を図 4及び図 5を参照して説明する。
[0028] 前述の実験におけるヮーク 2 7は、 専用の工作機械で切削によつ て粗加工されたものであるが、 これと対をなすべき電極 4 1は、 型 によって作ることはしていなかった。 またその形状の特殊性のため に、 切削加工では、 電極の製作は不可能であった。
[0029] そこで本発明は、 電極の製作から出発する。 先ず、 設計寸法を最 も忠実に再現したヮークの模範歯車を作成し、 これを基に電極を作 る。 即ち、 図 4及び図 5に示すように、 基になる模範ワーク 2 8を 切削加工により作成し、 これを囲繞する形で電極 4 2を公知の電铸 法や他のモウルド法等によって成形する。 電極の材質は、 純鋦或い は導電性のダラフアイ トを使用する。
[0030] 次いで、 これらを互いに反対方向に軸回転させながら引き離すこ とで、 中間成形品としての電極 4 2が得られる。 次に図 6に示すよ うに、 これらワーク 2 8と中間電極 4 2とを前記電解加工装置 1 の 成形固定装置 3 , 及び電極固定装置 5とにそれぞれ固定し、 両者の 間隙 1 8が被加工面 2 8 a と電極面 4 2 との間でほぼ 1 0 0 ju m となる初期間隙を与える。 そして、 前記充放電部 2 4 との電気接続 関係を変更して、 前記電極 4 2を陽極とし、 前記ワーク 2 8を陰極 とするパルス電流を、 電解液が電極 4 2を貫く孔 1 9を介して連続 的に流通させながら供給する。 この場合のパルス電流は、 電流密度 が 3 0 ~ 5 0 A / c nfで、 パルス幅力《 1 0〜 3 0 m s e cの範囲が 望ま しい。 このような設定でパルス電流を供給し続けると、 電解液 の流通する上流側の前記間隙 D i が大きく 、 また下流側の間隙 D 2 が小さく なるように加工が進行する。 つまりその場合、 電解加工に よって研磨されるのは電極 4 2であるから、 電極 4 2の電解液の上 流側がより大き く研磨きれることになる。
[0031] さらに途中で、 前記初期間隙を保持する位置から修正する形でヮ ーク 2 Sと電極 4 2とを接近させて、 同様の加工を続けることで、 所望の研磨状態を呈した仕上げ電極 4 2を得ることができる。 なお この場合、 一回もしく は数回毎に前記間隙 1 8を変更させて、 つま り実質の間隙を一定に保つ制御を行う こともできる。
[0032] このようにして得られた電極 4 2を、 仕上げ加工すべきワーク 2 7に対向させて前記電解加工装置 1 に取付けて、 前記パルス電流を 供給する。 電解液流の上流側は、 本来電解加工が下流側より大きく 進む傾向にあるが、 逆に極間距離に反比例する電解加工の性質から 加工量は下流側より抑制される。 このことを実際に試験して見ると、 両効果が相乗して被加工面の全体が、 電解液流の上流, 下流にかか わらず均等に加工されることがわかった。
[0033] これにより、 ハイボイ ドギア等の特殊歯車の表面仕上げ加工を、 電解加工によって行う ことを可能とすることができる。 その特徴は、 電解加工による仕上げ加工を施した電極を使用する点にある。 また 注意すべきことは、 電極 4 2の仕上げ加工の際とワーク 2 7の仕上 げ加工の際と、 電解液の流れる方向を同じにすることである。 そし て前記電極の仕上げ加工によって生じる上流と.下流との間隙 D , D 2 の差、 つまり勾配を適正に得ることが、 仕上げ加工精度の確保 につながる。
[0034] 図 7及び図 8は本発明め第 2実施例を示すものである。 図 7にお いて電解加工装置 l aは、 架台 4 5により加工槽 1 6を支持し、 そ の加工槽 1 6の内部には、 被加工物固定装置 3 aと、 これに一体に 設けてしかも垂直軸を中心と して回動可能に軸支持された被加工物 固定盤 3 1 とが設けられている。 一方、 架台 4 5上に設けられたフ レーム 4 6上に、 垂直軸を中心と して回動する回動部 5 2が回動可 能に支持されている。 前記電極駆動部 6及び駆動変換部 7の下部に 連設した電極固定装置 5は、 回動部 5 2に固定されて水平面内で回 動するプレー ト 5 1 に支持されている。 したがって、 電極固定装置 5は、 回動部 5 2の軸を中心と して水平面内で回動可能に設けられ ている。
[0035] 前記被加工物固定盤 3 1は、 ワーク 2 7の固定部を 2箇所有し、 一方のワーク固定部 3 2を前記電極固定装置 5と対向する位置に位 置させ、 その他方に設けられたワーク固定部 3 3は別に設ける洗浄 装置 4 0と対向するようになっている。 この洗浄装置 4 0は、 例え ば洗浄水を噴出してワーク 2 7に付着した電解液を洗い流す作用を 果すものである力 適宜に移動可能なノズルでもよい。 また、 前記 電極 4 2を経て供給される電解液との混合を避ける意味で、 洗浄装 置 4 0を囲むように仕切を設けることも必要である。
[0036] さらに、 前記被加工物固定盤 3 1 は、 ワーク 2 8を固定するため のチャ ッ ク 5 3を有する。 このチャ ッ ク 5 3は、 それ自体が導電性 の材質であって、 ワーク 2 8に槃がる電流の流通部材として機能す る。
[0037] なお、 他の構造は第 1実施例と同様であり、 その説明を省略する。 図 8に示すように、 電解加工装置 1 a は、 歯車用の電極 4 2を電 極固定装置 5のロッ ド 1 7に取付け、 切削加工されたワーク 2 8を 被加工物固定盤 3 1 のワーク固定部 3 2に固定し、 ワーク 2 8が定 位置になるようにセッ 卜 し、 更に電極 4 2をワーク 2 8と対向する ようにプレー ト 5 1を回動させ、 次いで電極固定装置 5を回動させ ながら且つ下降させることで、 両者の間隙が所定の 0 . 1 m m程度 になるように操作する。 このような操作は、 N C装置を装備するこ とで精度よく 自動的に設定することが可能である。
[0038] 次に、 電解液を両者間に供給する。 そして所定のパルス電流を供 給することで、 一定精度の仕上げ加工を実現する。
[0039] 加工終了後、 被加工物固定盤 3 1を回動させて、 予めワーク固定 部 3 3に固定した別のワーク 2 8を前記電極 4 2と対向位置させる ようにすると同時に、 前記ワーク固定部 3 2のワーク 2 8を洗浄装 置 4 0と対向する位置に移動させる。
[0040] 洗浄装置 4 0は、 ワー ク 2 8が定位置にセッ 卜されると、 自動的 に洗浄水を噴出して付着した電解液を洗い流す。 このあと更に被加 ェ物固定盤 3 1 を所定の位置に回動させて、 ワーク 2 8を被加工物 固定盤 3 1から取外して仕上げ加工が完了する。
[0041] 上述の説明では、 前記被加工物固定盤 3 1 のワーク 2 8の固定部 を 2箇所としているが、 これはワークの着脱をロボッ ト等により自 動的に行う場合には 3箇所なり 4箇所なり適宜に選定できる。 また 全仕上げ加工工程を自動化するために、 電極とワーク との対向位置 決め, 洗浄水による洗浄処理, ヮ一 の着脱等を個別にプログラム 化し、 適正なセンサを設けて数値制御することは可能である。 さら に前記被加工物固定盤 3 への電路接铳も、 例えば被加工物固定盤 3 1が回動する際には退避して回動を許容し、 停止した場台にはこ れを定位置に押圧する圧力機構 (図示せず) を設け、 その押圧面の 両方に導電部材を設けるようにしてもよい。
[0042] 上記実施例の説明では、 傘歯車と してハイボイ ドギアについて述 ベたが、 この方法をもつて他の曲がり傘歯車や曲がりのない直歯傘 歯車等にても利用可能である。 産業上の利用可能性
[0043] 上記のように本発明の仕上げ加工方法は、 従来の仕上げ加工によ つては実現困難であつた R max が 1 μ m以下の表面粗さに加工でき る。 同時に前工程の焼入れによる歪みによって個々に寸法がバラッ ィた歯車であっても、 最終的に寸法精度が安定した歯車を得ること ができる。
[0044] それによって、 歯車を、 リ ングギアと ドライブピニォンとを一対 にして管理せずに、 リ ングギアと ドライブピニォンとを別々に管理 することを可能とし、 在庫の減少, 部品交換の多数軽減, 費用の低 減に寄与する。
[0045] 表面粗さが大幅に改善されるので、 歯車を自動車等に装着した場 合の高速運転でも、 発生する機械騒音を従来より際立って低減する ことができ、 動力の伝達効率が向上する。
[0046] 更に表面の浸炭層が除去され、 切削による切り欠き効果も排除さ れた表面となり歯車強度が増大する。 したがって、 必要伝達動力に 対して歯車を縮小でき機構部品の軽量化に寄与する。
[0047] 単一の型として作成する電極はほとんど摩耗しないので、 連続し た自動加工処理が可能となり、 歯車の仕上げ加工が従来の方法に比 ベて格段に速く なり、 部品生産のコス トを低減し、 製品の品質安定 . に寄与する。
权利要求:
Claims
請求の範囲 . 模範歯車に基づいて中間成形電極を作成する工程と、 模範歯車 を用いて中間成形電極を電解仕上げ加工して電極を作成する工程 と、 模範歯車と同形状に加工されたワークと電極とを、 加工槽内 に所定の間隙をもつて対設する工程と、 電極とワークとの間隙に 電解液を圧送する工程と、 電極を陰極とし、 ワークを陽極として 両者間に所定の電極密度及びパルス幅のパルス電流を供耠してヮ 一クを仕上げ加工する工程よりなる電解加工による歯車の仕上げ 加工方法。
. 電極とワークとを平面上で引き離してワークを他の位置に移動 させ、 他のワークを上記電極と対設する位置に供給する工程と、 上記他の位置に移動させたワー ク に洗浄処理を加える工程を有す る請求の範囲 1 による方法。
. 模範歯車に基づいて中間成形電極を作成する工程と、 模範歯車 と中間成形電極とを加工槽内に所定の間隙をもって対設する工程 と、 模範歯車と中間成形電極との間隙に電解液を圧送する工程と、 模範歯車を陰極と し、 中間成形電極を陽極と して両者間に所定の 電流密度及びパルス幅のパルス電流を供給して電極を仕上げ加工 する工程とよりなる電解加工による歯車の仕上げ加工に使用する 電極の加工方法。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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引用文献:
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法律状态:
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优先权:
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